筑波大学で受けたパワハラ・アカハラ全記録

元筑波大学院留学生のパワハラ・アカハラ告発

7.指導放棄、1ヶ月内で全部完成しないと退学!延期不可

      

 

 修士二年の後半に入りました、毎週のゼミで発表内容が全否定され、長時間の説教、訊問のようなやり取りで毎週繰り返されました。先生は段々延期の話しを強く押し付けられ、毎回話の後も必ず延期は私にとっていい選択肢だと強調しました。しかし現段階論文への意見もなく、延期後の計画もなく、まして私は今まで先生の教育方針をみて例え半年間延期しでも何も解決しないと分かっているので、結局今と同じことを繰り返されるだけです、精神的な状況がどんどん悪化していくに違いないです。

 修士論文提出まであと2、3ヶ月になりました。ゼミで発表した内容もあんまり聞いてくれなくなりました、毎回のアドバイスは延期の話しに結び付こうとしていました。指導をほぼ放棄しました。

 

 このまま論文梗概集提出締め切り日に迎えました。提出にあたり先生のサインとハンコが必要です。前回は締め切りの時間を過ぎて私だけを遅らせて出した経験があるので、今回は絶対前回よりも痛い目に合うに間違いないと確信しました。

 先生のオフィスに行って、いつも通りのダメ出しで、いつも通りの説教で、やはり延期しかないと言われました。今のままじゃサインとハンコはできませんと言われました。私は理由を聞いたら、修士修了にふさわしいレベルに達していない」と言われました。私はこのような曖昧な答えをもらって納得しないまま帰るのも腑に落ちないし、何かを言ったらまた理不尽なことを言われるので、ずっと無言で立ち続けました。最後追い出されて帰りました。

 

 翌日の昼12時は梗概集締め切りの時間になりますので、午前中再度先生のオフィスに行き、梗概集のサインとハンコをお願いしました。案の定長時間の説教と卒業延期の話しでした。二人で何度も同じことを話しましたから、結果がないと分かって、副指導のハンコとサインも必要だから、副指導のオフィスに向かいました。副指導に事情を説明しました。私の態度は「延期はないです、このまま論文と製作を進み、今年中で卒業したいです」と話しました。副指導もいる中、先生はどんどん説教から怒りに変えました、挙句副指導の前で:「一ヵ月後の提出に論文と製作も含めて全部完成させないと自ら退学してください。指導無しで、他人の力を一切借りないで自分の力で完成して、未完成も退学、提出しても他の先生の審査もあるから、そこでダメになったら退学です。そこからまた延期したいと言い出したらダメですよ、本当にこんなことありえないから!この条件が良ければ今日はサインします。副指導もいるからこのことを証明しれくれるので!」私は感情を高ぶっている先生を見て、迷いました。しかし、先生たちは次の会議があるからここでサインしないとまた期限が切れて、チャンスがなくなります。

 結局この話を黙認し、サインしてもらいました。それから一ヵ月本当に指導はなかったです。あるのは毎回会うたびに睨まれるだけでした。私一ヵ月の中で自力で作品を完成させました、合同ゼミでほかの先生に見てもらいました。修正が必要とのことでした。一週間で修正し再提出して再審査することになりました。それも再修正に対応し、再審査に進みました。主審査は私の先生で、副審査は副指導なので、結果は変わらず、不合格でした。その後ももう一回審査と修正がありました、修正内容も先生の指摘に対する修正ですが、審査結果は変わらず不合格でした。主審査である私の先生からの理由は以前と同じ、修士修了レベルに達してなかったです。相変わらず曖昧な回答でした。

 一ヵ月の自由製作期間をくれて、二回指摘に対しての修正をし、結果は不合格でした。先生の指導無しで卒業はできないってことを示してくれました。でも指導すると言っても先生は私のテーマについては専門外なので、建設的な意見がないまま、ダメだししかなかったです。

 この一ヵ月は私にとってむしろ気が楽に製作ができて、自由になった気持ちになりました。